私はマンガやイラストを描くことが好きな子供でした。中学生の時、デジタルで描いてみたいな～と思い始め、お年玉を貯め、念願のマンガ作成ソフトやペンタブレットを購入！どんどん面白さにはまっていきました。大学では美術全般、油絵なども学びましたが、やはりキャラクターデザインやデジタルでの制作に興味があり、CGアニメ専攻の同級生にソフトの使い方を教えてもらったりして、徐々に動画制作の道へと進んでいきました。

３年生から「マンガを使って動画を作りたい」と、本格的に動画制作技術を学び始めました。真剣に取り組む姿勢を評価していただき、先生が「地域のPR動画を作ってはどうか」と、市役所へ紹介してくださいました。現場に取材に行き、自分の目で見ること感じることの大切さを知ったことや、市役所の方たちへ提案をしたり打合せをしたり、きちんと「仕事」として制作過程を経験できたことはとても大きな自信につながりました。

これから身につけたいことは、新たな技術・演出力・高いクオリティ。現在もWEB広告以外にテレビCMなどさまざまな媒体に挑戦していますが、自分自身の技術や演出力をスキルアップして、もっと幅を拡げていきたいです。文星芸大の学生たちにキャラクターを描いてもらい、それを動画にするなど、私が学生時代に経験してきたことを踏まえて、未来のクリエーターたちと企業をつなぐ試みにも積極的にチャレンジしています。