MANGA マンガ専攻

マンガはこの世で最も伝わりやすい
発信の手段

マンガの世界はますます広がっています。商業マンガの市場は国境を越え、各国の言葉に翻訳されて世界中へ。また、電子書籍や簡易動画などの普及で、媒体もスマホやタブレットへと広がりました。さらに、マンガ表現を用いる仕事はゲーム・広告業界にも広がり、商業マンガ家以外にも、マンガ表現によって生きる道が数多く拓かれています。そして、日本はマンガの描き手の数も世界一。アマチュア、インディーズでも個人の手で作品を発信し、多くの称賛を集めたり、ときには経済的に成功したり、という出来事も日常的に起きています。マンガは「この世で最も伝わりやすい発信の手段」。だから、優れたマンガ表現は、爆発的な訴求力・拡散力を持っているのです。そのスキルを学び、理解し、新たな表現を創造して、広く社会で活動してくれる人を育てること。それが、当マンガ専攻の目標です。

MANGA

1年次

共通基礎(全専攻授業)

1年次前期には共通基礎科目として全専攻で、「デッサン」「色彩構成」「造形感覚」「素材研究」を学び美術の基礎を固めます。

専攻別授業

専攻別授業では、マンガ原稿用紙やCLIPSTUDIOなどの基本的な使い方から学び、短編マンガの制作を行います。つけペンを使ったアナログでのマンガ技法や、人体デッサンの基礎的な練習方法を始め、既存の作品を元にストーリーの構成を学ぶグループワークなど、マンガ制作の基礎を学びます。また、充分な資料を集め絵だけで勝負する「サイレント作品」の制作を通じて、「ストーリーを絵で表現すること」に挑戦していきます。