DESIGN デザイン専攻/デザイン分野
答えが見出しにくい時代で、ぶれない考え方を学ぶ。
デザイン専攻分野の入試対策について動画でご紹介。入試種別や面接や作品制作のポイント等を入試対策を担当教員から詳しく説明します。こんな方に入学してほしい・特待生になる為のポイントといったレアな情報も必見です。
特徴
まずやってみる、そしてやり切ること
アマチュアは完成品をつくりたがりますが、プロのデザイナーは数多くのアイデア出しと試作を繰り返しながら、より良い唯一を目指します。授業で出される課題も同じです。アドバイスを受けながら最善のものを生み出していく過程と経験は次の作品に繋がっていきます。
様々な視点から物事を観ること
わたしたちは眼に見えるものの背後にある現実をあらわにし、それによって眼に見える世界は森羅万象のうちのほんのわずかな例外に過ぎず、その他にも表面に出ない数多くの現実が存在するのだという信念を表現するのである。(パウル・クレー「造形思考」より)
見ようとしないと何も見えないのです。
論理と感性を融合させること
作品に明確な意志や思想、物語性、方向性等が論理的に含まれていることも重要です。そして言語化できること。それらが無ければ単なる表層だけの形骸にしかなりません。では、それらを実現するには何が必要でしょうか。それは幅広く深い「教養」です。一朝一夕には身に付きませんが、デザイン以外の多くの芸術、文学、哲学、科学、歴史etc.に日々触れることが大切です。
授業紹介
1年次の全専攻共通の授業から専門分野選択後の4年次の卒業制作まで、年次別に授業の概要をご紹介していきます。
1年次
共通基礎(全専攻授業)
1年次前期には共通基礎科目として全専攻で、「デッサン」「色彩構成」「造形感覚」「素材研究」を学び美術の基礎を固めます。
専攻別授業
専攻別授業では、PCの基礎スキルやAdobeソフトの使い方などを学ぶ「メディアリテラシー」、写真スタジオを使っての「写真」、多種多様な素材を使ってランプシェードを制作する「工芸」や、自身の作品をディレクションする「ドローイング・DTP」などを行います。
2年次
タイポグラフィ、ブランディング、イラストレーション、装幀、製本、木工、デジタルファブリケーションなど専門家の授業を通して、幅広いデザインの知識と技術を修得する期間です。課題を通してデザイン作業の手順や流れを学び、現場の制作方法などを覚えていきます。その過程で自分に合った方向性を模索していきます。
3年次
自分の進路、やりたいことに合った研究室を選択し、研究室毎の課題を制作し、自分の方向性、世界観を模索する期間です。また、地域連携課題を通し実際のデザインの仕事を体験する期間でもあります。
4年次
前期は卒業制作を念頭にした課題制作と、卒業制作のプランを計画していきます。そこから半年間4年間の集大成として自身の世界観を構築していきます。繰り返し行われるチェックでのプレゼンも大切な体験です。