PHOTOGRAPHY&MOVING IMAGE FIELD デザイン専攻/写真・映像分野
何が見えてる?
デザイン専攻分野の入試対策について動画でご紹介。入試種別や面接や作品制作のポイント等を入試対策を担当教員から詳しく説明します。こんな方に入学してほしい・特待生になる為のポイントといったレアな情報も必見です。
心に響く映像を作り、自分の意図をオーディエンスにうまく届けるために、どんな工夫をしなければいけないのでしょうか?写真・映像分野の表現について、学生制作作品のダイジェストと共にご紹介。
特徴
見えてないものは伝わらないんじゃない?
写真でも映像でも、絵画と同様に、作り手が見えていないものは鑑賞者には伝わりにくいものです。『像』は提示できたとしても、その背後になにか違うモノを見せられるかどうか。単なる図解ではないものを描ける人は、まず最初によく見えてなきゃいけない。この『見る能力』を身につけるのは簡単ではありませんが、一生使える力です。
テクノロジーっていったい?
20世紀の終わり頃からITがデザインや美術のツールになってきました。様々な機材とアプリケーションが作られたくさんの成果物が生まれました。誰でも物作りに挑戦できるいい時代になったように見えますが、実際どうでしょう? 単なる生産ではない創造的な仕事をするために、技術の本質に気づき、応用していけるセンスが重要だと考えます。
好きならばどこまでも
陶でゴミのオブジェを作る現代美術家の三島喜美代さん(89)は毎日芸術賞受賞のスピーチで「今までずっと遊んで、好きなことをやってきました」とおっしゃっていたそうです。デザインで社会の役に立ちたいという気持ちも立派ですが、『好き』っていうのが一番大切。本当に好きなら自分でどこまでも追求できる。それがいつしか社会の役に立つのではないでしょうか。
授業紹介
1年次の全専攻共通の授業から専門分野選択後の4年次の卒業制作まで、年次別に授業の概要をご紹介していきます。
MOVING FIELD
1年次
共通基礎(全専攻授業)
1年次前期には共通基礎科目として全専攻で、「デッサン」「色彩構成」「造形感覚」「素材研究」を学び美術の基礎を固めます。
専攻別授業
専攻別授業では、PCの基礎スキルやAdobeソフトの使い方などを学ぶ「メディアリテラシー」、写真スタジオを使っての「写真」、多種多様な素材を使ってランプシェードを制作する「工芸」や自身の作品をディレクションする「ドローイング・DTP」などを行います。
MOVING FIELD
2年次
写真・映像分野で必要な発想方法、技法体験、作業工程と道具の使い方を様々な実習を通し学びます。プレゼンスキル、コミュニケーションスキルも学びます。
MOVING FIELD
3年次
各自の表現の世界観を広げていく期間です。テーマや素材を研究し、表現の可能性を具現化していく授業をおこないます。また、地域連携授業を通し現場の空気に触れます。
MOVING FIELD
4年次
それぞれの技術力と世界観の上に、将来の創作活動の第一歩となる卒業制作に取り組みます。発想から完成までの問題点を見つけ、分析しながら解決できる力を身に付けます。