REGIONAL
CULTURE CREATION
ART HISTORY
総合造形専攻/地域文化創生分野

REGIONAL CULTURE CREATION

アートと社会を結び未来を創る

絵を描くことが好きな人、歴史・文化に興味をもつ人を対象とした分野で、実技または小論文の試験を選択できます。大学入学共通テストでも受験可能です。真摯に対象と向き合い、課題を追求し、新たな価値を見出す意欲のある人を望みます。

美術や地域文化について深く理解し、広い視野と思考力を培います。美術史(西洋美術史、日本美術史)、地域文化、文化財修理を柱とし、3年生からは各ゼミナールに属し、専門知識を深め、調査・研究、発信力を養います。学芸員、ギャラリスト、公務員、修復士など、芸術文化を通し社会に貢献できる人材を育てます。

FEATURE

特徴

特徴

古今東西の歴史的・文化的風土にふれ、芸術作品と出会う

イタリアを中心としたヨーロッパ美術研修、奈良・京都への古美術研修を隔年で実施しています。栃木県立博物館・美術館、宇都宮美術館など県内の博物館施設や史跡などを見学するアートハンティング、地域文化関連の授業では、重要伝統的建造物群などを探索するフィールドワークもあり、歴史と風土、文化に触れることができます。

特徴

調査・研究をして、資料をつくる、発表する

自分が選んだ作品、あるいは課題について、資料を集め、史・資料を読み込んでいきます。どんな点が解明されていないか、どうしたら解決できるか、一緒に考えていきましょう。調べたことを資料にし、パワーポイントで発表するプレゼンテーションスキルも養います。その他、栃木県立博物館などと連携して、文化財修理を通してなど、美術品調査の機会も数多くあります。

特徴

伝統の技で、文化財をまもり、歴史を未来へつなぐ

絵画や古文書などは、歴史を語るかけがえのない歴史遺産、文化財です。栃木県の社寺や史跡にのこされた絵画、古文書などを中心に、修理を通し、日本美術の伝統的な技や知識を習得し、未来につなぐ「文化財のお医者さん」を養成します。展覧会でみる貴重な作品を、目近で見て、触れて、構造技法などを調査研究できる、貴重な学びで、修復士、学芸員も目指せます。

CURRICULUM

授業紹介

総合造形専攻では、日本画・洋画・立体・地域文化創生の4分野の専門授業を通じ、希望する分野を探りながら横断的な授業を受けることができます。

REGIONAL CULTURE CREATION

1年次

共通基礎(全専攻授業)

1年次前期には共通基礎科目として全専攻で、「デッサン」「色彩構成」「造形感覚」「素材研究」を学び美術の基礎を固めます。

専攻別授業

実技系は日本画・洋画・立体分野を横断するカリキュラムをステップアップさせながら進んでゆきます。基礎を固める事が到達目標になります。地域文化創生分野は、理論の基礎と地域に根差した美術との関りの中で社会とアートの関わりを体験として持つことが到達目標となります。

REGIONAL CULTURE CREATION

2年次

総合造形専攻 2年次

実技系は引き続き各分野を行き来し幅広い意味での造形力を身に着けてゆきます。物と空間の持つ意味、捉え方、表現の違いを見つけられるようになり各分野の材料(あるいは素材)と技法をそれぞれの芸術観と照らし合わせながら造形そのものに迫り、芸術の意味を掘り下げてゆきます。
地域文化創生分野は、一年次での学びをより自分のものとし自ら立案、計画、実行に移せる人材養成をはかります。

REGIONAL CULTURE CREATION

3年次

「芸術文化とまちづくり」「美術史研究」「文化財保存修理・修復」が三つの柱です。⻄洋美術史、日本美術史、地域文化創生のなかから、興味・関心をもった分野のゼミナールに所属し、さらに専門知識を深めるとともに、プレゼンテーション・調査・研究能力を養います。

実践を通じて文化財修理についても学べます。自治体や博物館、美術館との連携事業に参加する機会もあります。

地方自治体と連携して空き家の利活用を考えます。
伝統を学び、美術的な視野を持って地域住民との交流を通じてまちづくりに参画していきます。

REGIONAL CULTURE CREATION

4年次

4年間の学びの集大成として、その後の進路にもつながる重要な研究となる、卒業論文の執筆、あるいは卒業研究の制作発表をおこないます。

PROFESSOR

教員紹介